【骨の髄まで私に尽くせ。/長堀かおる】かつての初恋の人と再開した藤田。しかしそれは甘くて暗い底なし沼の入り口だった

   2017/03/30

骨の髄まで私に尽くせ。
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著者:長堀かおる


都内のごく普通のサラリーマン藤田。
小さいながらも家を持ち、妻と娘の3人暮らしです。
生活に決して不満があるわけではないけど、逞しすぎる妻を女として見る事ができずにいました。
ちなみに、最後にエッチしたのはお腹の子をつくる時。
その前は娘を作ったとき。つまり典型的なセックスレスです。

それでも一応平穏な生活を送っている中、ある女性に出会います。
その女性の名前は仲村さやか。
さやかは昔、ヤンキー女に虐められており、その時居合わせた藤田に処女を奪われています。
もちろん藤田も望んでそうしたわけではなく、妹を盾に脅されて仕方なくさやかとエッチさせられたのです。

藤田はさやかのことが好きだったのですが、決してそんなかたちで結ばれることを望んでいたわけでもありません。
むしろ、その初エッチはさやかと藤田の心の傷となってしまいます。

その事件の後ほどなくしてさやかは引越。
藤田はさやかに謝ることができないまま10年以上の時が流れます。
藤田が家庭を持った後もそのことはずっとしこりとなっており、機会があれば謝りたいと思っていました。

そんなとき、本当に偶然に街でさやかを見かけます。
とっさにさやかを呼び止め謝る藤田。
しかし、さやかはそんな昔のことはもう気にしていないようであり、藤田のことも許してくれます。
それどころか、さやかも藤田のことが好きだったと告白されてしまいます。

妻子もあれば良識もある藤田はさやかの言葉に揺れてしまいます。
何しろ家にいる妻は可愛いとか優しいとかいう言葉とは真逆の存在。
それに対してさやかは昔のままで優しく美しいのです。

妻に対して恋だとか愛だとかいったものが枯渇していた藤田にとって、唐突に表れたさやかは天使のような存在でした。
何しろ妻が持っていない、そして藤田が渇望しているものをすべて持っていたのです。
藤田がさやかに入れ込んでいったのも仕方ありません。

そして、当のさやかは藤田の求めを断ることもなく、求められるままに応じてくれます。
遂に一線を越えてしまう藤田とさやか。
ところがこの一線は、藤田にとって破滅の始まりでもあったのです。

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